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.gig夢日記
みんなが寝静まった夜更け、暗い家じゅうに羊が逃げ潜んでいる。最初に捕まえた人が勝ちだよと言われたので、暗い廊下へそろりと出る。小さく羊の鳴き真似をすると返事があり、ごそりと動く影。その一匹をすぐさま部屋に誘導し、また廊下に出る。階段には何匹も羊がおり、みな私の声で面白いように階下へ移動してゆく。上がる途中、会話している神様と天使とすれ違う。階段の上、ロフト部分の扉を開けると、紙細工のお面のクリスマスの精がおり、寝ぼけた声で年に一度だからねと言われる。毎年この日にこの戸を開けるのが私の役目なのだ。精のロフトは床も壁も外国の仕掛け絵本で埋まっており、勉強熱心だなと思う。
場面変わって、母(80代)と弟(犬)と家へ帰る。アジアの繁華街を抜けたアパートの3階が家で、エレベーターを待つ間に母が「ドッペルゲンガー注意」のポスターに見入っている。その間にエレベーターが行ってしまい、次に来た9階行きのエレベーターに母が焦って乗ってしまった。嫌な予感がして次のエレベーターで追うと、真っ暗な9階はドッペルゲンガーの巣窟である。母の手を引いて逃げようとした途端私のスマホの目覚ましが大音量で鳴ったのでそれを虚ろな目の人々に投げ付け、スロープを駆け下りるが、下から走って来た男にタックルで突き倒される。
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公園の川辺に行く。洪水の後で、服も靴もずぶ濡れなので、他の人と一緒に川で洗う。水に油が浮いているので、その隙間に靴下を漬ける。シャケと枝豆の入ったおにぎりを二個もらうが一個落とす。お巡りさんが拾って洗ってくれて友達になり、食べながら色々話す。しばらくして近くの砂箱にまた落としてしまい、お巡りさんがまた拾って洗ってくれる。
場面変わって、千葉の夢の国に行く。リニアカーから見下ろす町には立体CGが重ねられ、街中にカラフルなブロックやらゲームキャラクターが出てくる趣向で、外国人観光客が熱心に写真を撮っている。そのうちこちらへCGのボールや花が飛んでくる。夢の国の建物内はレールでつながれ、小さな車に乗って色々な部屋を巡る仕掛け。土産物屋やレストランを通って行くと、壺入りラーメンを落っことす店員を見かける。昔の友人なので手を振ったが、彼女は同僚に話しかけている。弟と母と土産を選ぶ。

実家の庭の木にダックスフンドが繋がれており、今日から飼うという。雨が降ってきたので家に入れることになり、シーズーになった犬を入れる。台所で体を拭いてやる予定だったが居間から入れてしまい、台所から入れればよかったと思いながら体を拭いてやる。尻だけは弟に拭かせる。弟が何かの欠片を拭き残したので言うと、指で取って臭いを嗅ぎ「ただの泥だ」と言うので、ハートの強い奴だと思う。まだ犬に名前がなかったので「ポンちゃん」と呼ぶと、すぐ覚えて反応する。犬のためにタオルを敷いてやるが、ごわごわのマットになってしまう。昔飼っていた犬が出てきて、それでは硬いと言いたげな目で私を見る。昔の犬は多分私にしか見えないし触れない。

夜の山頂にいる。軍用基地で、私も駐在の兵士である。地面は岩肌だ。同僚と山向こうを見ると、山の中腹にぽつんと赤い灯が見える。恐らく敵陣だなとしみじみ話し合う。スマホで撮るとぽつぽつ赤い灯がいくつも映る。何か予感があり、屋根のない畳敷きの舞台上の基地の裏手に穴を掘って身を横たえる。背後は襖だ。案の定空襲があり、仲間が散り散りに逃げる。私も山道の階段を下る。

布団に寝ていたら猫が顔の上に乗ってきた。今日から飼うことになったらしい。最長二十年は面倒をみる計算だ。同じく猫を飼っている奈良の友人に伝えねばと思う。
場面変わって、母と弟と電車に乗っている。地元の駅に着いて改札口に上がると、コンコースでトレーディングカードの販売をやっている。昔から集めていたシリーズの大判が何枚もあったので夢中で漁る。母は先に帰ってしまう。結局買わないことにして駅を出ようとすると、唐突にこれは夢だったと自覚する。振り返ると、トレーディングカードの販売はまだ続いているが、先ほどまで自分が見ていた屋台はカラになっている。母と弟の先回りをするつもりで、二人の行った道とは違う道を通って住宅街に入る。今のこの現実が夢だとしたら、今から帰る家も夢のはずだ。思い浮かべてみると鮮明に浮かぶが、現実の家もまた鮮明に浮かぶ。今は夢(=今の時点での現実)に浸ることにし、現実の家はいったん意識から追い出す。もう母と弟の先に出たはずだが、振り返ると二人はいない。やはり一緒に行くべきだったと思いながら坂を上る。カラスが傍らの川に落ちていく。夢だけあって道は曖昧だ。横の店のおばさんから、封筒の件はどうなりましたかと聞かれる。ムナカタシコウの彫刻の
ような風合いの、土を荒々しく削ったような巨大な店だ。以前、仕事で封筒の見積もりの依頼を出したのだったが、結局案件は流れたのだ。駄目でしたねと答える。と、これから帰ろうとしている家だと思いこんでいた建物が、見積もりを出した二軒目の店だったと気づく。
場面変わって、社長が停めた車のガラス窓と駐車場の壁の間の隙間にハムスターほどの生物が挟まってもがいている。社長が車の窓を開けておいたのでそこから逃げて落ちたらしい。車をずらして助けてやる。
場面変わって、家族で市場に行く。川を渡らねばいけないが、橋は幅狭で手すりが低い。おっかなびっくり渡ると裸電球の夜道のすぐ先に大きなオランダ風の家がある。昔の人がオランダ人建築家に頼んでそっくりに建てたのだ。入って右側は店舗で、このあいだ行ったので、今回は左側へ行く。古風な洋間はホテルのようにベッドが並んでおり、大勢の見物客が出入りしている。
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