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.gig夢日記
虫たちが水泳大会をやっている。クロールはカブトムシで、どっちに顔を出して息継ぎなんだろうと思う。対するのはそれより小さなハチで、掻く力のカブトムシと回転数のハチでまさに白熱のデッドヒート。タッチの差でカブトムシが制し、息詰まる熱戦を繰り広げた両者を会場全体が惜しみなく讃える。
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シールファイルを持っている。A4のクリアポケットファイル(台紙入り)で、最初のページは学用ノートのおまけの時間割シール、次のページはキャラクターのシール。まるまる一冊シールが入っていて可愛い。
恒星の周囲を高速で廻る無数の星屑は、全員が一体となって海中を動く巨大な魚群と等しい、というテレビ番組。
最近恐れられている赤い幽霊を見る。祟りを回避するには、恐怖を覚えた瞬間に手近な物をスケッチして呪いを移すことで、それを続けないと死ぬ。みんなで祟り避けに赤い折り紙で御守りを折る。
マラソン大会に出る。天気がいい。3kmコースで、山の上の草地を駆け降りるところからスタートする。私のいる地点からちょっと下ったところがスタートラインらしく、そちらに人が固まっている。スタートになり、軽快に草の斜面を駆け降りる。向かいの谷は明るい街だ。先頭集団に追いつくと「速いね」と言われたので「飛んでるみたいじゃない?」と返す。実際その通りだ。さらに下ると雪渓の上をいくコースで、スキー装備の参加者がなかなか進まずに苦笑いしていた。私はスニーカーだが足と尻で景気よく滑る。街に入ると、小学生たちが路地にたむろしていた。地元の子と、先日隣町で会った子が半々くらい。前のランナーを追って街中の通りから路地に入る。疲れたせいか足の回転が落ち、一歩に時間がかかる。もうだいぶ来たけど折り返しはまだかなと思う。
岩場の砂の上を歩くとヒルが何匹も素足に付く。プラナリアのような外見で、透き通った体に赤だったり黄だったりの細かい模様が入り綺麗だが、ヒルなので血を吸われる前に急いで剥がす。黄色い1匹がなかなか剥がれないで苦労した。同行者はヒルに気づいていない。
コンビニで即興漫才を見る。親子4組が出場し、店内に山積みされた道具は好きに使っていい。最初の組は父娘で、店内で買い物をする娘と外にいる父がジェスチャーでやり取りするという内容だが、次の組の父親が準備のためかちょいちょい舞台を横切り、客の一人のようにも見える。が、ラストでその乱入父の曳く台車(バスに見立て)に最初の親子が乗って去り、実はこの乱入父も仕込みだったことが分かる、ショートショートのような趣向。
乗ったことのない路線に乗るために駅に行く。ちょうど電車が来るところだったので、乗れるつもりで呑気に歩いていたら乗り遅れた。とは言え臨時便が出ていたのか次のはすぐ来た。ソファ席に座ると向かいのサラリーマンが寝ている。何せ初めての路線なので景色が想像できず、楽しみである。すさんだ若者たちのことを考えていた。走り始めるとエスニック街を通る路線らしく、車窓からケバブの屋台など見えて興味深い。列車は高架をくぐる。目的の駅は大きいのか小さいのか。全部の路線の全部の駅に行ってみたくなった。街にいた頃にやっておけばよかった。
帰省した。台所のテーブルで母親と話す。弁当屋の栄養日に弁当を買いに行こうと母が言う。栄養日とはおかずが山盛りになる日なのだろうか。近所のスタジアムに行く。ぐるりが草の土手で囲まれていて、急な傾斜の草を掴んで上ると母のほかに父と弟も来ている。土手の頂上から見下ろすと百メートルばかり下に公園の全景が見え、左手は草地の公園だ。都内のスタジアムと間取りは似ているがずいぶんのどかに思える。右手のすりばち状の底でラグビーの試合をやっており、こちらまで高々と蹴り上げられたボールを観客の一人が捕まえて投げ返したが、再び蹴り上げられてくる。草の斜面に座っていた観客の一人がとびついて、そのまま下まで落ちてゆく。なぜ人はボールにとびついてしまうのだろうか。みたび蹴り上げられたボールは白い天井に跳ね返ってしまい、屋内競技は大変だと思わせる。
屋上で空を見ている。無数の白鳥が眠る格好で海へ落下し、波飛沫が立つ。ああやって漁をするのだ。スマホで撮りたいが機会を逸した。周囲が歓声を上げるので見上げると、空中で一羽の白鳥が白いペンギンを襲っていた。ああやってペンギンも狩るらしい。
 所変わってスーパーにいる。レジ横の電話ボックスサイズの小さな木造の家に住んでいるので戸を開けるとトイレになっている。家から出てスーパー出口側は全面がオープンで、海岸に直結しており、ひさしの下は夕暮れの波打ち際だ。スーパーの並びは海岸沿いの瀟洒な高級住宅地で、薄青紫の空に白壁と街明かりが映える。足元のタイルに続く砂浜は波に洗われ、大小の貝殻が打ち寄せられている。網目のようなゼリー状をうっかり拾い、クラゲかと冷や汗をかいたが海藻らしい。螺貝のような巻貝のいくつかは陶器状の食器に加工され、白地に青で絵付けしてあるところを見ると隣国製だろう。
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