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.gig夢日記
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帰省した。台所のテーブルで母親と話す。弁当屋の栄養日に弁当を買いに行こうと母が言う。栄養日とはおかずが山盛りになる日なのだろうか。近所のスタジアムに行く。ぐるりが草の土手で囲まれていて、急な傾斜の草を掴んで上ると母のほかに父と弟も来ている。土手の頂上から見下ろすと百メートルばかり下に公園の全景が見え、左手は草地の公園だ。都内のスタジアムと間取りは似ているがずいぶんのどかに思える。右手のすりばち状の底でラグビーの試合をやっており、こちらまで高々と蹴り上げられたボールを観客の一人が捕まえて投げ返したが、再び蹴り上げられてくる。草の斜面に座っていた観客の一人がとびついて、そのまま下まで落ちてゆく。なぜ人はボールにとびついてしまうのだろうか。みたび蹴り上げられたボールは白い天井に跳ね返ってしまい、屋内競技は大変だと思わせる。
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屋上で空を見ている。無数の白鳥が眠る格好で海へ落下し、波飛沫が立つ。ああやって漁をするのだ。スマホで撮りたいが機会を逸した。周囲が歓声を上げるので見上げると、空中で一羽の白鳥が白いペンギンを襲っていた。ああやってペンギンも狩るらしい。
 所変わってスーパーにいる。レジ横の電話ボックスサイズの小さな木造の家に住んでいるので戸を開けるとトイレになっている。家から出てスーパー出口側は全面がオープンで、海岸に直結しており、ひさしの下は夕暮れの波打ち際だ。スーパーの並びは海岸沿いの瀟洒な高級住宅地で、薄青紫の空に白壁と街明かりが映える。足元のタイルに続く砂浜は波に洗われ、大小の貝殻が打ち寄せられている。網目のようなゼリー状をうっかり拾い、クラゲかと冷や汗をかいたが海藻らしい。螺貝のような巻貝のいくつかは陶器状の食器に加工され、白地に青で絵付けしてあるところを見ると隣国製だろう。
石でがらがらの山道を下っている。追われているのは分かっているので、わざとなんでもない風にゆっくり歩く。後ろに兵士が数人ぴったりついてくるので、あくまでゆっくり歩く。地下道へ入るドアを開け、暗い通路に入り、後ろの兵士が入ってこようとするのをドアで押しやって鍵をかける。物陰を選んで出た先は民家の中だ。南欧風の街中の家で、ベッドのある中二階の部屋へ隠れるが、部屋の壁が全てガラス窓。身を隠しにくいなと思っていると案の定向かいの家の窓のおばちゃんと目が合い、おばちゃんが口を押さえているのでたぶん駄目だ。仕方なく窓から出て、そのまますぐ上のひさしに上がると、パン屋のベランダになっている。ガラス窓の中では職人二人が一心に生地をこねているので、邪魔をしないように看板に手をかける。が、体重で看板がひん曲がってしまい、仕方なく雨どいをよじ登って屋根へ上がる。
街を歩いている。まっすぐ行きたいが、目の前はT字路で、街区を迂回しなければならない。右に折れると道だけが急勾配の上り坂で、両側は切り立っておりガードレールがない。道の先は頂点でカーブしている。その先から降りて来たピンク色の乗用車がカーブを曲がりきれず転落した。後続の先の尖った白い軽トラックも前の車の進路を見ていたのか、ためらいがちに同じコースをとったが止まりきれず転落した。道を走って上りながら110番するが動揺のあまりテンキーを何度も押し間違う。坂の上の芝生でやっと電話がつながり、あずまやで事故を通報している間に救急車が上ってきて、救急隊員がストレッチャーでオレンジ色の遺体袋をいくつも運んでゆく。周囲は人だかりで、後ろの芝生に袋から出された遺体が並んでいる。ピンクの車両に乗っていたらしい両親と男児二人、軽トラックに乗っていたらしいおじさん一人。遺体は傷もなく眠っているようだ。一度坂を下りたが結局目的地に行かねばならず、坂を上ろうとすると軍に封鎖されている。通行人らしき一団に続いて閉まりかけのゲートを辛うじてくぐるが、緩衝地帯でわざと銃口らしきものを向けられて嫌な気分だ。そこを抜けて芝生に戻ると、女の子が景色がきれいよと言う。芝生は展望台で、空は美しいピンク色、眼下に広がる街の向こうの巨大な双子山は雪をかぶり、片方からもう片方へ大きく雪が崩れるのが鮮明に見える。
 親族で山へ旅行に行く。バスから見下ろす山々は紅葉が綺麗だ。宿は賑わっており、客室は二段ベッド式だ。部屋の鍵が人数分無いが、家族と同室なので私は気にしない。二等客室は仕切りが無い大部屋で、二段ベッドがたくさん並んでおり、安旅行らしい若者が大勢いる。大部屋の真ん中から奥の壁に向かってホールになっており、ベッドは無い。ホールは階段状に床が下がっており、円形舞台のようだ。奥の壁は一面が窓である。そちらに向かってみんなで座っていると、バイクのような爆音が近づいてくる。予感がして家族を促して逃げ出す。案の定攻められており、家族とはぐれたが姪っ子だけ抱えて逃げる。大勢とは離れ、小さな座敷の窓を抜けて夜の路地へ出る。女の子たちが不安げに覗く庭の横を通り、細い路地に出たかと思いきや大通りで、人影は無いものの敵が攻めてくる側へ開けている。
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