.gig夢日記
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
会社行きのモノレールに乗ったはずが間違えて海行き。仕方ないのでそのまま乗る。眼下のレールはもう海上、海岸線を利用した水族館の真上である。十メートル下を見下ろせばイルカが二十頭ばかり、広い囲いを泳いでいて、レールはそこを越える恰好である。イルカは悠々と跳ねているが、時々コンクリートの浅瀬に乗り上げるのがいて、そのたび乗客から心配げな声が上がる。だいぶ人なれしているとおぼしい二頭が我々の車両を飛び越した。が、さすがに腹をこすったらしい衝撃。無事か心配になる。今やリフトとなったモノレールはトンネルをくぐるのだが、狭いので身を縮める必要がある。外に出ると山中で、おじいさんと孫がボール遊びをしている庭の横を通る。二つめのトンネルを過ぎると、おばさんとおじいさんがリフトに手を振っている。おばさんの手にはメモ。誰かの落とし物だろう。
PR
この記事にコメントする