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.gig夢日記
 フィールドに出た。何人か人はいるものの、足元の芝を行進してくる毛虫の行列に気付いたのは私だけのようだ。ほとんどが茶色いものだが、一部白と黒のハリネズミ状でアピールの強烈な奴もいる。見ているとどうも毛虫は一箇所に集結している様子で、しばらくフィールドを回って戻ってきたときにはそこそこの大きさの毛虫球が形成されていた。その頃には他の人も異変に気付いており、膨れ上がる毛虫球を遠巻きに見ているばかりである。巨大なカタツムリのような姿の毛虫球が伸び上がった。周囲からどよめき。嫌な予感がしたので逃げておく。奴らはとりあえず植物を食おうとするだろうから植え込みの影に逃げるのは悪手である。と、伸び上がった毛虫球が案の定植え込みに倒れて飛び散り、無数の巨人になる。マーヴェルコミックに出てきそうなあれ。現場は戦場の様相を呈しているので、とりあえず空中に飛び上がって様子を見る。
 場面変わって、道路を歩いている。自宅からはモノレールでいけるがあえて歩く。目的地は終点駅の周辺であり、そこで行われるミニライブに行ってみたかったのだ。途中、中国式の庭園に寄る。大きな池があり、鯉が泳いでいるのだが、どれもこれもアンコウのような強烈な容貌。噛まれたら痛そうである。池をぐるっと回って高台から眺めていると、一緒に泳いでいた巨大なアザラシが乗り上げて、どこからか現れた熊を水中に引きずり込んだ。熊は危険なので、そうやって始末してもらえるのは助かる。熊とアザラシの実力は同程度らしく死闘になる。が、他のアザラシが加勢に出てピラニアのように熊に食いつく。その場を後にして道に戻ろうとすると自動小銃を持った兵士に止められる。池で道草を食っている間に政権が代わり、自由行動をとる私は危険だから逮捕するというのだ。振り切って目的地の建物(中国式)に着くと封鎖されており、兵士が撃ってくるので外窓に取り付いて侵入を試みる。が、小窓のトビラは何重にもなっており、やっと開いたらただの電気系統のコンパネだった。仕方なく横あいの警備員室に入ろうとカーテンをめくったら中国式のインテリアで、誰かがいたため仕方なく逃げる。道路は荒れ果てており、たぶんモノレールも動いていないはずなので、逆サイドの終点の自宅を目指す。
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