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.gig夢日記
 ラスク状のペットフードを見せながら、彼女と彼は優しい声で私に説明する。私は心を閉ざしている動物のフリをし、言葉少なに反論する。彼女が私にラスク状のペットフードをくれたので、私が演技をする必要はなくなった。そこが某独裁政権下の牢獄になり、私は看守になる。私は物陰で手に持っているペットフードを一口に押し込む。腹は減っているが、盗み食いを見つかったら死刑なのだ。隣の仲間も同じことをしている。と、看守長が来た。見つかったら殺される。が、口の中が乾いているので、いくら呑んでも呑みきれない。やむを得ず、もう一人の仲間が応対している間に、口の中の物の一部を物陰に押し込み、牢の戸を叩いて囚人を怒鳴りつけ、仕事をしているフリをする。看守長が背を向けた瞬間、応対していた仲間が看守長をどついた。私たちは牢の戸をあけ、囚人二人とともに逃げ出す。私は最後に、済まんといいながら棒で看守長の頭をどついておく。いいんだ早く行け、と看守長が言う。人々が会議をやっているのを横目に階段を駆け下りて外に出ると、車の脇で逃げた四人が待っていた。なんで乗って待たないんだ、といいつつ車に押し込み、自分も乗って発進する。外は市場で、人がひしめいている中をどうにかすり抜けていく。
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